遺言相続のことは岡山県倉敷市秋間行政書士事務所｜遺言相続に関する注意事項（遺産分割協議の提案）

今回は、相続開始後の遺産分割協議開催の提案について考えます。

 

例えば、相続開始時の相続人が一人息子の自分Aと、亡き父親Bの再婚相手の妻Cの

二人です。　相続開始前にCから私Aに対し、相続放棄をするよう言われています。

また、Cは私Aと交流は殆ど無く、親しい関係ではありません。

 

私Aとしては、相続放棄の意思は無く、遺産分割協議を提案したいと思います。

 

以上の状況を仮定した場合の対処方法の例を考えます。

 

まず、相手方Cに対して、遺産分割協議の開催の提案する手紙を送ります。

Cがこれに応じなければ、調停の申立を行うことになります。

 

参考までに、遺産分割協議開催の提案の文例を以下に示します。

 

（文例）

前略、私は亡父の一人息子の○○と申します。

生前父が大変お世話になりありがとうございました。

さて、父の相続手続きが済んでおりませんので、△△様と一度協議をさせて頂きた

く、ご連絡をさせて頂きました。

つきましては、ご都合の良い日時と場所を２～３件選んで、お知らせ頂ければ調整

致します。　日程の連絡は、郵便・電話・FAXのいずれでも構いません。

△△様からのご連絡をお待ちしております。　

可能でしたら、１０日以内でのご回答をいただければありがたく存じます。　　　　　　　　　　　　

・住所

・氏名

・電話番号

・FAX番号　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　草々

 

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