遺言相続のことは岡山県倉敷市秋間行政書士事務所｜遺言相続に関する注意事項（相続時登記の内容変更）

今回は、相続時にした登記事項の内容を変更したい事例を検討します。

 

例えば、父親が亡くなり遺産である農地を、取りあえず兄弟２名の共有名義として

相続登記をした。

後日に、当該農地を２等分に分割して個人名義にする手続きとそれに伴う税金はど

うなるのかについて考えます。

 

手続きに関しての内容ですが、１つの農地を半分づつの共有状態であったものを２

等分にして各々が片方づつ、持分１００％とする内容です。

 

①分筆・・・当該農地の測量を行い、分筆を実施します。　この作業は土地家屋調

査士に依頼します。

 

②分筆登記（所有権登記）・・・この登記は当事者（相続人）でも可能ですが専門

的知識が必要となる場合がありますので、司法書士に依頼します。

 

➂税金・・・相続税に関しては相続時に納税済ですので、登録免許税として土地評

価額の１０００分の４の印紙代が必要となります。

 

なお、農地の共有物分割による持分登記に関しては、あらかじめ農業委員会に確認

したほうが良いと思われます。

以上

 

～岡山の倉敷市で開業、遺言相続のことは秋間行政書士事務所で承ります～